現地の人々

学校を驚かせた小一の冒険!今日のフィレンツェ・ニュース

昨日本当に起こった事件です!
うちの地域の小学校の話。

小一、つまり6歳の子供二人が相談しました。

ボク、ローマ行ったんだ♪

僕は行ったことないよ。

そうなの?なら行こうか、ローマ!

そんなたわいのない会話から生まれたらしい
小学一年生の企てたローマへの旅。

彼らは本気でした…親たちは知る由もなく…

ある朝いつものように彼らはスクールバスで登校。
バスが学校の敷地内に到着した後、みんなが集まる
部屋に行き、そこから彼らの脱走が始まりました!
非常口から外に出て、(警報が鳴ったらしい…)
学校を囲む網の穴をくぐり抜け、外へ。

800メートルらい進むと市バスの停留場へ。
そこから市バスに乗り込んだのでした。
たった二人で…

その間怪しむ人もなく(これまた不思議…)

彼らはフィレンツェの街中に到着。なぜか
駅ではなく手前のサンマルコ広場で降りた模様。
(なぜかは不明。まあ仕方ない…)

街中をうろうろしているところでやっと
彼らが大人同伴でないのに気がついた人がおり
話を聞いてみたらしい。

ローマに行くんだ♪駅にはどうやって行くの♪

みたいな会話が交わされたらしい。

ここで警察に通報、たまたま一人の子の連絡帳に
親御さんの電話番号の記載があり、即連絡。
親は開いた口が塞がらなかったらしい。

今学校の方が大変な騒ぎに。

前から言ってたじゃないか!あのフェンスの
網を修繕すべきだって!

近年の学校に対する費用削減からくる問題も絡む。
「200人の子供たちの登校時に学校の係のものが
(bidellaとい呼ばれる役割)たった2人しか
いないのです…」校長、地方紙に窮状を述べます。

親御さんは、とりあえず自分の子供たち謹慎処分に。
学校に対してどうでたらいいか迷っているらしい。

地方の地域で起こった本当の話。
フィレンツェからローマは270kmの距離。

以上、最近のフィレンツェ郊外田舎のニュース。

色々起こりますが、学校のフェンスの穴が
またいいんだよね…

当人ではないので無責任な発言ですが、
ある意味、将来大物になるのではないか
この子たち、という考えも頭をよぎります。
6歳でよくこうも綿密に脱走を企んだなって…

※子供が男の子か女の子かについてや
こだわる必要のない内容は深めていません。
多少の違いがあるかもしれませんが、
お許しください。

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