フィレンツェ街中から10kmほど南へ行くと、キャンティ地方の入り口付近に近づきます。オリーブ畑や葡萄畑が周辺に広がる風光明媚な地域に住む、イタリアのママシェフのお宅を訪ねます。ご主人もシェフなので、お二人でご自宅を利用し料理教室を開催。なんと、パンデミック後の3年間に約300組の世界中の人々が彼女のお宅を訪ねたそう!
そんな彼らのお宅では、どのような会が模様されるか、一番人気のお料理教室の風景をお届けします。これは当サイトにも、フィレンツェでできるアクティビティのプランとして掲載していますので、「フィレンツェ滞在中に料理教室に参加してみたい!」という方はお気軽にご連絡くださいね。イタリアママシェフのお料理教室・フィレンツェのページはこちらから
朝10時か10時半にご夫婦のお宅を訪問。フィレンツェ街中から市バスを使う手もありますが、大抵の方がタクシーでおいでになります。(タクシー移動所要時間約25分)



「ウェルカム!」
元気な彼女の声に迎え入れられ、イタリアママのご自宅を訪問。彼らの家には素敵な庭があるのです!お天気が良ければ、昼間はランチをこのお庭で開催。夏なら夕方からディナータイムはお庭で過ごします。訪問の際にこのお庭で見られる花々やハーブがまた魅力的。彼女からイタリア・トスカーナ伝統のハーブの使い方、季節の花の利用の仕方、その歴史的な使い方等を学ぶことが可能です。彼女が常備しておく蒸留酒、胡桃で作るお酒、健康にいいハーブ油、バラ水その他色々お話を聞きましょう♪
今日は、一番人気のお料理教室のメニューをご紹介。ご要望により伝授してもらいたいメニューは、アレンジ可能です。



基本的なお料理教室のメニューは→ 前菜・第一の皿2種・メイン1種・デザート。
まず、季節のブルスケッタや、トスカーナ風のフォッカッチャ、つまり、スキャッチャータを作ります。または、これが事前に準備されてあり、レッスンの始まりに出されます。(ウェルカムドリンクと共に早速頂きます。または、お料理教室の合間にプロセッコなどと頂きます。)この、レッスン最初に出されるウェルカムドリンクとブルスケッタでテンションが上がります♪
クッキングレッスン参加者にはエプロンが渡されて、ニョッキとタリアテッレのパスタをママと作ります。じゃがいもから作るニョッキ。一から作りましょう。パスタも粉から全て手作りです。これは皆とても楽しそうに作ります。帰国してご自宅で作れるようになります。和えていただくトマトソースやミートソースも作りますよ。イタリアっ子が食べるトマトソース、侮ることなかれ!これは簡単そうで、美味しく作るにはコツが入りますよ。日本のお味噌汁と同じで、美味しくないと、イタリア人は食べてくれません(笑)
次に、ナスのパルミジャーナ(ナスのグラタン風)、または、トマトソースとオリーブなどで煮込む鶏肉料理はよく皆が喜ぶメニュー。しかし、「メインディッシュはこれ作りたい!」というリクエストにママは対応してくれます。事前に相談しておきましょう。
デザートは一番リクエストがあるのは、ティラミスです!これに勝てるデザートはあるのでしょうか…。以前デザートに、トスカーナ地方の有名なビスケット、カントゥッチを作ったこともあります。
これらに合わせて美味しいワイン等が出されます。キャンティ地方にいるので、地元の美味しい赤ワインをはじめ、みんなが大好きなイタリアの泡プロセッコ、食後酒のリモンチェッロなどが出されます。(食後酒は多くの場合、彼女が作ったものを頂けます。ママのお宅には彼女が作った色々なお酒があります。)
という具合に、クッキングレッスンを終えたら、皆で昼過ぎまでワイワイ楽しく食べながら飲みながら過ごします。
頑張ったお料理教室の後には、それぞれの名前入り賞状がシェフのご夫婦から渡されますよ♪ そして、作った料理のレシピも英語で記載されたものが渡されます。以上、最もスタンダードな、しかし、一番人気のある、お料理教室のイメージです。
フィレンツェでシェフのご夫婦と友達になって帰りませんか♪
きっと素晴らしい思い出になることでしょう。
このご夫婦のもとでは、お料理教室なしで、ランチや夕食会のみを開催することも可能です。また、お料理教室の前に、ママと市場に行き、お買い物をするところからスタートするメニューもとても人気を博しています。英語が大丈夫な方は、おそらく通訳なしでもなんとかなるでしょう。しかし、スムーズな会話があった方が色々楽しく、その場合に日本語ガイドが皆さんのコミュニケーションを楽しくアテンドいたします。フィレンツェ滞在中に興味のある方は、ぜひお気軽にお尋ねください。





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