観光

アマルフィ海岸を旅する・2023年

春の初め、シーズンの始まりに、観光とは別テーマの視察のためにこの地域を巡りました。今のアマルフィや周辺。相変わらず素晴らしいロケーションです。必ず旅してもらいたい地域。パンデミックを経て何が変わったか、何がお薦めか、耳寄り情報をお伝えしますね。

まずは、宿泊費等の値段がなかなかの値上がりを見せています。そして、3月なのにもう夏の予約が思うように取れない状況です。これはイタリア各地、パンデミック後の現象の一つでしょう。

耳寄りなお話は、時期を選んで行けばコストを抑えて彼の地を楽しめる可能性があること。近年の夏日や暖冬で、11月になってもシーズン中のように暖かい場合が多い現地。施設によっては普段10月以降は泊まれなかったのが、11月半ばくらいまでなら泊まれたりするようです。または、今回の私のように3月に来るとか。特に半ばか後半が良さそうですよ。

欧米の観光客はいつも判を押したように、同じ時期にくる傾向がありますが、冬場のイタリア人観光客やアジア圏の観光客の動向を見て、施設により通常のシーズン外に開けている可能性があります。つまり3月や11月です。

これは狙って観光しに行くのに良い時期です。もちろん、イタリアらしい、あの真っ青な空を見たい方は、まだ3月は陽光が微妙に弱く、緑が芽吹かないので、春以降にお訪ねくださいね。やはり、天候が悪くなりやすい時期です。誰も補償はできません。ただ、人気が減り落ち着いた観光地を巡るには良い考えかと思いますよ。お天気男や女と行くといいかもしれません。

(笑…いや、割と当たるのですよ!)

アマルフィに行ったら、せめて2泊、または3泊はしてくださいね。本当は1週間と言いたいところ。南の良いところは、現地の人との交流にあります。連泊してホテルの方や周辺のバールの奥さんと片言でも話ができるといいですね。

他の地域にはないおもてなしがあると私は思います。

一生続く友情を築くことも!

以下、お薦め観光プランです。

1日目・到着 特急の通るサレルノ駅からタクシー、バス、船でアマルフィまで移動。(所要時間約1時間)または、ナポリから車でアクセス。(1時間15分)

2日目・朝食をゆっくりとり宿の人とお喋り。その後、アマルフィを観光。午後ポジターノへ。(バスか船で移動。約1時間)

3日目・ラヴェッロを訪問(バスやタクシーで移動約20分)。途中、村の中の高級ホテル・チンブローネの屋敷の庭を訪問(一般公開・入場料10ユーロ)

4日目出発 まだいられるなら、船でカプリへ、または、魚醤で知られるチェターラやセラミックの村ヴィエトリなど周辺の小規模な村を散策。そして、可能なら、パエストゥムというギリシャの遺跡が残る地域を訪問。これは偉大な遺跡です。

You tube アマルフィからポジターノまでのバス移動の旅

Ravelloからの風景 3月初旬
Positanoの風景 3月初旬

関連記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

TOP